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図書紹介            

3月の購入図書
☆ なぜ教会は社会問題にかかわるのか
                  ――日本カトリック司教協議会 社会司教委員会編
  すべてのキリスト者は、人となって世のためにご自分を与えてくださった神の子キリストの生き方を基本とし、その福音を神の愛と救いの力として人々に伝え、それによって人々と社会が内面から変えられるように働きかける使命を与えられています。実際の発言や行動には賢明さが求められるとしても、聖職者は教会が社会問題に直接かかわることについて信者に教える責務を与えられています。・・・  (社会司教委員会委員長「はしがき」より)

☆ キリシタン時代の司祭像に学ぶ   ――日本カトリック司教協議会 常任司教委員会
  福者ペトロ岐部司祭と187殉教者に含まれる4人の司祭に注目して、現代に生きる指針とし、また司祭を育てる務めを持つ信徒にあてた書。

☆ 新・人間の戦場               ―― 広河 隆一   デイズジャパン
  「ぬるま湯につかってきたこの国では、人は見たくないものを見ようとしない。・・・戦後と思っていたら、いつの間にか次の戦争が準備されていて、戦前になるのと似ている。」
人間の生存と尊厳が脅かされているその場所を「人間の戦場」と呼び、フォトジャーナリスト広河隆一氏の軌跡をたどる写真集。パレスチナ・イラク・アフリカ・アフガニスタン・チェルノブイリ・津波・福島の現実に向けたカメラは私たちに語りかける。

☆ 生きるってうれしいなぁ           ―― 福井 達雨
  止揚学園のリーダーとして80 歳の今も障害者福祉の在り方を問い続ける福井達雨先生の教育エッセイ。

☆ 二人三脚                  ―― 三浦 光世
  『氷点』をはじめとする多くの名作を残した三浦綾子氏との出会いから最期に至るまで、夫婦二人三脚の道のり。夫婦の深い愛情が感じられる1冊です。

☆ 大木神父 奮戦記              ―― 江口 美由紀  小学館
  特攻志願の若者が復員して神父に。六甲学院・栄光学園・広島学院で教鞭をとり、50歳過ぎのある日突然キリスト教禁教の国ネパールへ。ポカラという町で障害児教育に携わり30数年。その半生を語り下ろす。

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