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2004年教会学校キャンプ感想

■こどもたちの感想

『はじめてのキャンプ』
キャンプファイヤーがたのしかったよ。プールのながれるプールがおもしろかったよ。ミサやおいのりをしました。かみさまともっとなかよくなれました。おともだちもいっぱいできました。

(1年 藤原 佳祐)

『楽しいキャンプファイヤー』
キャンプにいき、いろいろ、楽しいプログラムがよういされていました。なかでも、とても楽しいプログラムが一つありました。それは、キャンプファイヤ−です。理ゆうは、スタンツも楽しかったけど、火をつけるときに、大きな声で、『もえろよもえろ』のうたを、みんなでうたうと、火がつきました。それに、火のりょうがわから、花火が出てきて、とってもきれいでした。らい年は、どんなキャンプファイヤーか、楽しみです。

(2年 小谷 風葵)

 わたしは、キャンプに行ったのは、3回目です。今年は、にぶのに行きました。全部で8はんだけど、わたしは6ぱんでした。教会で集合したときは、きんちょうして、ドキドキしてたけど、バスに乗ったら、ちょっと安心しました。
 今年のキャンプで一番楽しかったのは、キャンプファイアーでした。キャンプファイア−の最後にリーダーたちがキレイな声で歌を聞かせてくれたのがわたしの心にのこりました。三日目のTシャツ作りでは、わたしだけのすてきなTシャツができてうれしかったです。それと、消しゴムを自分で作るのがすごく楽しかったです。
 リーダーたちは、わたしたちをいつもやさしく、楽しませてくれました。本当にありがとうございました。来年も六甲教会学校のキャンプにさんかしたいです。

(3年 渡辺 愛)

『楽しかったキャンプ』
 キャンプ場について、学年でおべん当を食べ、はんぎめをして、プログラム1のざぶとん作りとしりとりをしました。自由時間が終わってよるごはんを食べました。夜ごはんは、とてもおいしくて、いっぱい食べてしまいました。
 2日目プログラム3の運動会でぼくは、つな引きとしょうがい物リレーをしました。つな引きは1位だったけど、手の皮がむけてとてもいたかったです。しょうがい物リレーのあめくいで、小麦粉を飲みこんでしまったり、鼻に入ったりして、気分が悪くなって、はきそうになりました。
 プログラム4のきもだめしでは、最初の「ガタガタガタッ」という音で「もうやめよう。」と言ってたけど、最後まで行けてうれしかったです。
 3日目、プログラム5は、プールにしました。いっぱい遊んで、リーダーに教えてもらい、流れるプールとなみプールをしました。どっちも楽しかったです。
 プログラム6のキャンプファイヤーでぼくはげきをしました。げきはうまくできたと思います。
 4日目、ミサがおわって、お昼ごはんを食べました。今年のごはんも、思ったとおり、とってもおいしかったです。キャンプも楽しかったです。

(4年 末宗 和樹)

 キャンプはとっても楽しかったです!一番楽しみにしていた、『きもだめし』は、とってもコワクて泣きそうになりました!その前のこわい話も、こわかったです。夜、こわくてたまりませんでした。
 プールも楽しかったです。キャンプに行って、とてもよかった!と思いました。

 いっしょの班になったことがきっかけで、今まであまり、しゃべらなかったお友達と話せて仲良くなれたし、神様とも自然の中で仲良くなれたと思います。お世話になった神父様、リーダーのみな様、ありがとうございました !!

(5年 渡部 彩実)

 今年のキャンプは、にぶのの淳心の家に行きました。
 私は班長だったけどそれらしいことが出来たのかをふり返ると、あまり気にかけていなくて、まとまってなかったような気がします。私が一番心に残ったことは、きもだめしです。
 それは、一年の時もこの淳心の家に来たことがあり、こわくて中に入れなかったことを覚えていて、今回、顔をつり上げながら入ったからです。一年の時とは、少し違うきょうふ感がありドキドキしていました。結局最後まで行き名前を書きました。暑い夏の夜がすずしい夜になりました。
 あと、心に残ったことは、プールで遊んだ事とエンジェルをしたことです。プールでは、流れるプールや波のプールが楽しかったです。いつも、プールに行ったりすると、流したり波をうったりするのを電気を使ってするけどみんなで作れたことに感激しました。
 エンジェルで学んだことは、人に親切をやってあげるのではなく、自分から進んでやることが大切だということに気付きました。自分から進んでやると自分の気持ちが良くなり、相手の気持ちもよくなります。これをふだんから生かしたいと思います。
 最後のキャンプが良い思い出になってよかったと思います。こんな、楽しい思い出を作れたのは、リーダーだけでなくかげで支えてくださった人たちのおかげだと思います。本当に、ありがとう !!

(6年 森田 春菜)

■リーダーの感想

私にとっての今回のキャンプは、発見と反省の連続でした。キャンプに参加することも、またリーダーになることも初めてだった私は、少々不安な気持ちでキャンプ当日を迎え、おそらく子どもたちよりも緊張していたと思います。しかし、子供たちは素晴らしい笑顔で私を受け入れてくれ、そんな不安が無駄であることに気付きました。リーダーの皆さんの寛容にまた的確に動きまわる姿からも学ぶことが多く、人間の偉大さを感じることが出来ました。朝の自然の中でのミサ、夜の闇に燃え上がったキャンプファイヤー、全ての経験から子供たちの心に何か残ったなら嬉しいです。初めて参加した私をサポートしてくださったリーダーの皆さん、そして元気な六甲教会の子供たち、ありがとうございました。

(賛助リーダー 井出 暁子)

『教会学校キャンプの位置づけと意義』
 今年も教会学校のキャンプが終わりました。子ども達の感想を見ると、行間からキャンプの楽しさが飛び出してくるようです。そんな子どもにとって楽しいキャンプには、どのような位置づけと意義があるのか、ここで振り返ってみようと思います。

 教会学校の活動の中で最も根本的なことは、「体験・出会いから生まれる信仰」だと私は考えています。これは、子どもの発達過程を考えても明らかです。小学1年生の子どもに、要理を丸暗記させて何になるでしょう。それよりも、人と人との関わりの中で学ぶもの、感じるものの方がはるかに大切です。だからこそ、教会学校では「遊びの時間」が毎週設けられ、大切な活動の一環となっているのです。
 キャンプは、3泊4日という密度の濃い時間の中で、信仰をより深めるチャンスです。ゆえにキャンプは、普段の教会学校活動のエッセンスを凝縮して子どもに提供する絶好の機会だと位置づけられます。キャンプの企画・運営スタッフは、コーディネーターとして、どれだけ子ども達に体験・出会いの機会を作るかを常に意識しています。ただ楽しさだけを求めてキャンプを実施しているのではありません。
 では、このような位置づけで行われるキャンプには、どのような意義があるのでしょうか。

 まず第一の意義は、「子どもにとって、とても楽しいものである」ということです。小学校という年齢の子どもにとって、「楽しいこと」はそれだけで福音(よい知らせ)です。子どもの心は、楽しいことに反応します。子どもは、本当に楽しいときや、心からの笑顔が見えるときのことを心にずっと刻み付けて忘れません。「楽しいこと」はとても重要なキャンプの意義の一つです。

 第二の意義は、「子どもが成長する場である」ということです。普段は同じ学年の人としかつきあわなかった子どもが、縦割り班によって、異学年の子どもと友だちになったり、高学年の子どもが低学年の子どもの面倒を見たりするようになります。また、普段はあいさつもしない子ども同士が、キャンプでは心からの感謝の気持ちで「ありがとう」と言えるようになります。もちろん、けんかや仲違いもありますが、それすら神さまからいただく成長の機会となっているでしょう。子ども達はそうやって人と人との関わりの中で成長していきながら、信仰を深めていくことができるのです。

 第三の意義は、「リーダーが成長する場である」ということです。リーダーが、正面から自分の「信仰」に向き合い、それを子ども達に体験・出会いとして伝えようとしています。リーダーは、そのために、プログラムを必死に考え、企画し、運営するのです。それだけでリーダーは大きく成長して行きます。また、毎年キャンプの手伝いに来てくれる賛助リーダーの成長にもなっています。賛助リーダーがキャンプに来る度に、子どもとの接し方、全体の見渡し方、リーダーとしての姿勢のレベルが上がっているのを感じます。ですが、もっとすばらしいのは、リーダーが子どもから多くのものをもらって成長する、ということです。子ども達に何かを与えるためにキャンプをやっていると思っていたら、逆に子ども達からたくさんのものを与えてもらうことがよくあります。子どもに神さまについて伝えようと思っていたら、実際は子どもから神さまについて身をもって教えられたりするのです。

 教会学校のキャンプの背景には、以上のような位置づけと意義があります。こんなに多くの人が楽しみ・喜び・成長し・神さまと出会う場があることは、とても幸せなことです。今後も、このような教会学校の活動を見守っていただけると幸いです。

(2004年度キャンプチーフリーダー 三澤 尚久)


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