教会事務・受付で長年に亘って勤務して下さった藤原泰さんが、7月末をもって退職されました。まだまだこれから一仕事二仕事というお元気な方なのですが、定年の年齢を迎えられたのでやむを得ないですね。ここに皆様と一緒に心からの感謝を申し上げたいと思います。
藤原さんは職員として教会全体の総務・財務・庶務・維持管理などの仕事に努力して下さいましたが、他方では小教区評議会の議長・副議長、三つの家庭内での継続的な信仰講座、教会内外での集会祭儀司式と典礼の勉強会、更には奥様とスタッフの方々の協力を得て"結婚準備セミナー"や"ベビーとママの集い"という現代最も必要とされている若者対象の教会活動を運営して下さいました。
毎年結婚セミナーの同窓会に子供連れで集まる150名ぐらいの家族の方々にお会いすると、結婚セミナーの豊かな実りを感じます。そして、これらの活動を通して、信仰に入られた方々も少なくありません。藤原さんは、ひょっとしたら司祭2〜3人分のお仕事をされたのではないかと思われるほどです。そのご苦労の陰には、信徒としての日々の祈りや聖書勉強、時折の黙想会など隠れた信仰生活と神様の祝福があったことと推察しております。
8月からはパートとして自由な形で協力して下さいますが、特に信徒養成のために力を貸して下さると期待しています。教会は信徒が主体的・自主的に勉強し活動する時代に入っており、自ら人々に社会にそして此の世に向かって"救いの福音"を宣べ伝える信徒がより多く現れてくれることを祈っています。
神に感謝。
主任司祭より