先月の2つの望みと3つの種類の「道」を黙想していた時に、イエスの呼びかけにどのように応えたらよいかを見てきました。したがって、イエスご自身はどのようなプロセスを通じて、御父からの使命を積極的に引き受けたのか、今月の祈りでそのテーマに触れます。
ヨルダン川での洗礼の場面から、イエスご自身は慣れ親しんだところから出て御父の使命を目指す。なぜイエスはご自分の故郷から離れたのか?それまでのイエスの考察、識別などはどのような過程で行われたのか?例えば、洗礼の場面までのイエスとご家族、親戚との別れを想像してみましょう。
周りの人々、友人、母であるマリア、父であるヨゼフなどはどんなことばでイエスを見送ったのか?イエスご自身も、どのようなことばで別れを告げたのか?イエスの洗礼とそれ以来の活動を祈る間に、おそらく新約聖書に書いていない事柄がたくさん出てくるかもしれません。私たちが思う以上のイエスの生涯が見えてくるに違いありません。
毎回の祈りが終えたら、個人的にイエスと対話をしてください。特に、自分の望みとイエスの望みは常に同じものとなるように、その恵みを願ってください。
【聖書の参照】主の洗礼(マタイ3:13-17)イエスの就任説教(ルカ4:16-30)巡回宣教(マルコ1:35-39)、マルコ1:9-1,
14-15、マタイ4:23-25、ルカ3:21-22、ヨハネ1:26-34、フィリピの手紙2:1-11、ローマの手紙6:3-11。