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図書紹介 |
「シャルルとイエズス」 シャルル・ド・フコーの伝記 C・ルプティ著 エンデルレ書店 彼の回心は劇的であって、さらに彼の回心後の生き方は、兄弟であり主であるキリストにまったく捕らえられたものであった。それは同様に青年たちの心をも捉えたのであろう。 彼は1916年12月1日に彼が愛したアフリカの少年兵士の手によって殺される。彼の傍らに落ちていた手帳には「神よ、私の敵を赦してください。彼らに救いを与えてください」と書かれていた。*ここに小さい兄弟シャルルの祈りをお伝えしたい。「わが父よ、この身をあなたに委ねます。思いのままになさってください。どのようになさろうとも感謝します。全てに備え、全てを受け入れます。み旨がこの身と、あなたのお創りになった全てのものの上に行われるのでしたら、わが神よ、そのほかの何事も私は望みません。私の魂をあなたのみ手に任せます。あなたを愛していますから、心の愛をこめて捧げます。わが神よ、果てしない信頼をもって、この身を限りなくあなたのみ手にささげ、委ねよと愛が求めてやまないからです。あなたこそが、私の父だからです」* この小さい本を読まれてシャルル・ド・フコーに興味をもたれたら、必ずその「霊のあふれの記」も読まれる様にお勧めする。またルネ・ヴォワイヨームの「人々の中に、人々のあいだに」、ジャン・フランソワ・シックスの「シャルル・ド・フコーの霊的遍歴」、カルロ・カレットの「砂漠からの手紙」の三部作などをぜひお読み願いたい。彼らは小さい兄弟シャルルの霊的家族である。
(三輪)
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