この「祈り共に生きる」を始めるために、私たちは自分のアルバムを通り抜けながら、じっくり自分を見つめて、自分はどういう人であろうか、それを味わってきました。自分のアルバムを通り抜けたように、今度イエスの誕生のアルバムをもじっくり見ていきます。イエスにご自分の写真を見せてくださるように、その恵みを望んでください。イエスにご自分の歴史を詳しく語ってくださるように、イエスに求めてください。そのように、彼の人生に緊密に触れて、彼ともっと親しく交わり、もっと深く彼を愛し、最終的に彼の使命に与からせてもらうように、これらのことは今月の祈りで最も願いたい恵みです。
2003年1月号〜3月号の祈りで、私たちは「罪の出来事」について黙想してきました。罪の黙想において、神の愛に十分に応えることができなかったことに気付いて、更に神ご自身が、そういった罪の世界に対して、御子を遣わしてくださったことにも気付きました。このように、御子の恵みによって、神の元に立ち帰る「道」は明らかになります。それは御子を深く知ることであり、それによって、いつでも御子に呼びかけられたら応えることができるように、その恵みを望んでください。
【聖書の参照】ルカ1:26-38、フィリッピ2:5-11、ヘブライ人の手紙1章〜2章、1ヨハネ1:1-4、又は詩編72
(バンバン神父)