去る６月14、15日、夙川祈りの家で一泊合宿を行いました。

３月の広島練成会では命の大切さを改めて知り、平和について深く考えることができました。今回は、その経験をもとに命の重みについて考えることができればと、ディベートを取り入れました。初めてディベートをする子供たちに戸惑いもありましたが、これからの活動の新しい取り組みとしてはいいスタートになったことと思います。ミサの中では家族について分かち合い、多感な時期で反抗や悩みの多い中でも、両親をはじめ家族への尊敬、感謝、大切さを感じていることに気づかされました。

また、広島でお世話になった方々への感謝と、振り返りの意味もこめて、高校生が歌を作りました（下記参照）。この歌をみんなで練習・録音し、自分たちが作った歌を心を合わせて歌うことで、充実感と達成感が得られました。後日、このテープを感謝の手紙と共に、お世話になった方々へ送りました。この歌は、中高生会の活動の実りのひとつであり、歌集に収めたいと考えています。

今月は夏のキャンプへの取り組みも始まり、この経験をもとにこれからの活動が実り豊かなものになるように祈っています。

（中高生会）

愛から生まれたこの星

（作詞　王子）

透き通るような青い空　身を包む優しい雲
誰も知らないこの土地で　起きた悲劇　心に納め生きていくよ
私たちが生きる生命の重み　原爆で命を落とした人々の分まで感じる
私と同じ年の子供たちが　夢や希望も叶えられないなんて
つきあげる悲しみと闘って　私の夢に加えよう
たくさんの思い必ず叶えてやる
現実と理想　食い違い　叶えられそうもないことだけど
苦しみや悲しみを分かち合って　世界の人と語り合って
愛から生まれたこの星から　苦しみを取り除きたい
　　　　　こ　れ　は　私　た　ち　の　心　の　叫　び
　　こ　れ　が　私　た　ち　の　願　い　で　す