今年の四旬節は、3月5日の灰の水曜日から始まり、4月13日からの聖週間を経て4月17日(聖木曜日)の「主の晩餐のミサ」の前で終わります。六甲教会では、毎年四旬節の間に復活祭を迎える準備として四旬節の集いを行なっていますが、本当に良い準備をするためにどうすればよいのでしょうか?方法については、何が良い準備なのか正解はないし、個人個人によって考え方も違うことだと思います。しかし、神戸地区での集会祭儀者の養成コースの実施状況など、今教会や信徒に望まれている状況を考えて、今年の四旬節の集いを開くために次のように準備しました。
- 共同体が互いの信仰を確かめ合い、キリストの呼びかけに応えていくためには、信徒自らが進んでその呼び掛けに応えなければならない。
- 専門家による指導も時には必要であるが、お互い自分達の共同体の中に与えられた主の恵みに気づく必要がある。
- 信徒は、自分達に与えられた恵みに気づくとともに、これを分かち合う体験を必要としている。
- この体験は、少数の人だけでなく共同体すべての人に体験されるべき呼びかけである。
- 六甲教会で、今「集会祭儀」を体験していただくことは、この呼び掛けに応える良い機会である。
- 今年の「四旬節の集い」では、共同体が一致して(個人の回心ばかりでなく)、キリストの呼びかけに向かって共同体としての回心の機会としたい。
このようなねらいのもと、出来るだけ沢山の方に出席いただけるように、下表のように計画しました。勤務中の方や、学生の方々もぜひこの集会祭儀を体験してください。そして、受身的でなく積極的な参加を試みていただきたいと思います。集会祭儀・司式・先唱・朗読・すすめの言葉・オルガン・聖体奉仕などすべて私たち信徒です。それを実り豊かにするのは皆さん参列者全員の祈りと聖霊の恵みです。
月日(金) |
3月7日 |
3月14日 |
3月28日 |
4月4日 |
4月11日 |
時間 |
19:00 |
10:00 |
10:00 |
19:00 |
10:00 |
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なお、「集会祭儀」のあとで、時間のある方は一緒に「十字架の道行き」の祈りが出来ます。また、個人的に赦しの秘跡を受けることも出来ます。
集会祭儀者一同(文責 藤原)