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図書紹介

今回は教会図書室に現在入っている雑誌をご紹介します。

まず手軽に読めるものに、月刊の「あけぼの」と「聖母の騎士」があります。何れも記事内容にバラエティがあり、日常に即して啓発される所の多い読み物がすくなくありません。この「聖母の騎士」では現在曽野綾子さんが連載していますが、毎号どれかの記事だけを読むというのも雑誌の1つの利用のしかたかも知れません。最新着号以外は借り出しも出来ます。

次に今回ご紹介したいのが「ゼーヘル(ze- her)」という週刊の冊子です。ゼーヘルとはなじめない誌名ですが、ヘブライ語で「心に留める」「それを唱え」「それに合わせて生きる」といった意味があるそうです(聖書はその意味でぜーヘルの書だといえます)。その「ゼーヘル」は、毎週の主日ミサで朗読される聖書の箇所を詳しく、分かりやすく解説しているごく薄い冊子なのです。最近まではアインという誌名でした。1ヶ月が前もって図書室に届きますので、一人で又はグループで予習するにも好都合です(貸出しはできませんので、各自でコピー願います)。「福音宣教」は小型の薄い月刊誌です。キリスト教信仰と日本人の問題だとか、今日の社会、文化文明、あるいは環境といったテーマに関して新しい視座・視点で書かれた記事が多く、少し固い内容とはいえ専門家向きではありませんので分かりやすく、啓発される記事が少なくありません。

「神学ダイジェスト」は海外の神学者や司祭たちの書いた論文が毎号数篇以上載せられている専門的な雑誌です(年2回刊。上智大学神学会編)。海外の神学の最先端の潮流の中で、現在そんなことが問題になっているのかが垣間見られるだけでも興味深いかと思います。パラパラとめくるうちに興味をひいた1行が糸口になって全部を呼んでしまう場合もあるでしょう。

「本のひろば」は、キリスト教関係の新刊書を毎号10冊ほど紹介している便利な小雑誌です。発行元(キリスト教文書センター)の関係で主にはプロテスタント系の書物を取り上げていますが私たちにも役立つものがあります。また書評を読むこと自体が、情報として、あるいは視野を広げる上でも有用といえましょう。

そのほか、当教会の教会学校が発行している「Jesus Kids」や「カトリック新聞(毎週日曜日発行)」なども備えています。どうぞご利用下さい。

(図書室 柴田)

※ 図書室のご利用に関しては、図書室利用のご案内をご覧下さい。

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