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 イエズス会の新しい人事について
                                  

主任司祭より


先月はバンバン神父を涙のうちにお見送りしましたが、今回は後任・新任の々をお迎えするという嬉しいお知らせです。

1)新しい助任司祭として、バレンタイン・デスーザ神父(Fr. Valentine D'Souza, S.J.)が復活祭の後(多分、4月下旬)に着任し、教会3階の司祭館に居住します。デスーザ神父はインドからの宣教師で、教会の分野で長くかつ幅広く働いてきましたが、この3月には司祭助階25年の銀祝をお祝いします。東京四谷の聖イグナチオ教会で22年間、英語圏の方々の種々な世話、婦人・病者・高齢者の方々の司牧・霊的指導などを中心に精力的に奉仕されました。"霊操"や人間の老化について専門的な勉強もされていますので、六甲教会のためにも大いに期待しています。東京の中心しかも超特大のマンモス教会での勤務が長かったので、神戸に来てカルチャー・ショックにならぬよう、皆様の暖かい歓迎をお願いしたいと思います。
 尚、デスーザ神父は久しぶりに兄弟・家族に会うため、7月中旬〜9月中旬まで約2ヶ月間インドに帰国する予定です。着任後はしばらく教会の様子を見て、9月中旬以降に勉強会などを始めることになるでしょう。


2)新しい協力司祭として、高山 親(たかやま しん)神父が同じ頃に着任し、ザビエル・ハウスに居住します。高山神父はベトナムからの難民として兄弟で来日し、日本でイエズス会に入会(弟さんはコンベンツアール聖フランシスコ会に入会)、日本人に帰化された神父です。2月11日には東京で、イエズス会員としての最終誓願を立てられました。因みに、お二人の姉妹はシスターで、そのうちお一人は日本に派遣されて日本語の勉強を始められますので、私たち日本の教会は高山神父とそのご家族に大変お世話になることでしょう。
 同神父は今まで広島の祇園教会や東京の聖イグナチオ教会で働き、教会での宣教・司牧活動が大好きな方ですが、こちらでの主要な仕事は大阪・釜が崎にあるイエズス会の「旅路の里」です。年齢の割には若々しく見える(?)かも知れませんが、それは優しくかつヴァイタリテイーに富んでいるからでしょう。広島でも東京でも子供たちや若者を中心に働いてこられたので、六甲でも教会の子供たちや若者のために協力して下さると期待しています。

3)この4月からの司祭団の名前と住居をまとめると、以下のようになりますので、よろしくお願い致します。
教 会 3 階 の 司 祭 館:
  桜井神父(主任司祭)
  デスーザ神父(助任司祭)

ザビエル・ハウス(修道院):
  安芸神父(助任司祭)
  オマリー神父(修道院々長・協力司祭)
  高山神父(協力司祭)
  ヨンパルト神父(協力司祭・毎月後半の2週間)

4)この機会に、私たちは「司祭・修道者の召命を願う祈り」が、これからの日本の教会にとってどれ程必要であるかを痛感したいと思います。日本人の若者の中に、結婚への召命と司祭・修道者への召命が共に戻って来るためには、親子共々「他者のための人間として成長出来ますように」との切なる願いが出発点になるのではないでしょうか。

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