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「越年越冬活動」に参加して

六甲カトリック教会報12月号で「越年越冬活動」を知り、初めて参加させて頂きました。
今日(12月30日)は比較的暖かい冬の一日でした。訪れた東遊園地の南端には沢山のブルーシートテントが張られており、これからの厳しい日々に皆さんの生活が幸せにと祈らずにはおられませんでした。私の当番はコーヒーと日本茶の接待でした。鷹取教会のベテランの方のご指示でさせて頂きました。皆さんが随分と砂糖とミルクを入れておられましたが、寒さだけでなく自然と体がお砂糖を要求するのでしょう。私の隣には、六甲教会の方がおられ心強く存じました。ともかく、接待する人受ける人、ニコニコして明るく会場全体を盛り上げておられました。思いますに、お接待は単に食事だけでなく、共に明るい気持ち、幸せな気持ちにさせてくれます。
これからも、機会があれば参加したいと思います。皆様に感謝。        

村上


昨年12月30日の炊き出しの手伝いは五度目でした。五年前に知り合いのシスターに誘われて参加した時に比べて、手伝い方もうまくなったと自負しています。手伝いたそうに私達を眺めているホームレスの人とも人参を刻みながら話しをしました。彼はもうテントを出て宿泊施設に泊っていると言っていました。今回はホームレス特有の体臭を持っている人も少なく、大鍋も二つで足りましたので、状況は少し好転したのだろうかと思いました。途中11時半から追悼式がありました。亡くなった人達のカードを見て胸がつまりました。氏名も年齢も分らない人が多いのです。どんな思いでこの世を去っていったのでしょうか。カトリックの神父と天台宗の僧が一緒に彼らの霊を慰めました。みんなで合唱した「ふるさと」が東遊園地いっぱいに広がってゆきました。
この炊き出しが不必要になる日が来ることを祈りつつ、毎年年末の一日を奉仕したいと思っています。            

杉本


私は今までホームレスの人達とお話したり、遊んだりしたことはありませんでした。教会の皆と公園に行ったとき、まず人の多さに驚きました。細い道に幾つものテントが建ち、噴水の周りに座っている父と同世代のおじさん達。ゲームをしたり、放心している様な人もいましたが、ひとつの公園に何百人という人が集まって住んでいて、ただ、どうしてなんだろうという思いが強かったです。ご飯の用意の時間まで、おじさんがボランティアの方々とコマを回したりしました。おじさん達はすごく上手くて、話してみても普通の近所のおじさん、という感じで、公園に住んでいるという事がとても意外でした。
ビラ配りなどもしましたが、受け取ってくれた人が、本当に真剣にホームレス問題のことを考えてほしいです。とてもいい経験になったと思います。自分たちが暮らしていることを、幸せに思わないといけないなと思います。

中2女子

1月4日の炊出しに青年部からということで参加しました。社会活動部の方とも面識がなかったので、様子が分かりませんでしたが、千原さんによると「例年よりボランティアの数が多い」ということでした。私自身はこれまでにホームレスの人たちと関わった事はありましたが、その人たちのその後までは分かっていないので、多少微妙な気分でした。
炊出し自体ではトラブルがありましたが、始めの挨拶で「美味しいと言って食べてください。」という言葉に笑いで返ってきていたので、よかったかなとも思います。
途中からホームレスの人たちと野球をしました。野球は守備が拙くて双方大量点でした。アウトが珍しく、やっと変わるという感じ。でも点が入ると面白いというのと、ボールは何処にいったかなという感じでした。久々に体を動かして微妙に筋肉痛になってしまいました。
亡くなった方の追悼パネルが彫刻の所に飾ってありました。          

 斉藤


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